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3:34 2013/08/18 作成
19:35 2014/01/11 更新 いろいろ追加

拡張音源つきカセットをプレイしたとき内部音源の音が小さいので
何とか出来ないかあがいていたら、あさっての方向に進んでいた


ここに書いてあることを参考にした結果、ファミコンが壊れても家が燃えても
その責任は負いかねます。各自の判断で行ってください

今回改造してるのはHVCN-CPU-01です


とりあえず
適当に音声回路周りを回路図にしてみる




カセットに入る前の部分は赤白FCと似たようなもんですが
カセット45ピンの所で比較してみると…(星のカービィでp-pが最大になった部分で適当に比較


まずはツインFC(赤白HVC-CPU-07相当)。4~4.8Vp-p





問題のNewFC。2~2.8Vp-p





大体半分くらいしか出てないわけですが
回路的にはほとんど同じなんだからR14を100kΩにすりゃ解決知ると思いきや
そうも行かない模様

何でかって?

それは

BU3266SがTTLっぽいからorz


下限が0.6V、上限が4Vの模様(R14を極端に大きくしてます





とはいえBU3266Sのところを何かで置き換えれば良いだけの話なんですが
40H368で置き換えるのではゲイがないしOPアンプはぶ~~音を撲滅したときに使ったし…



で、こうなったわけで…





結局40H368で置き換えただけなわけで…


アレですよ、

やっぱりオリジナルの回路が一番だね!

とか抜かしつつ、特にこれと言って面白そうな方法が思いつかなかっただけです。

なので、ついでに別な機能も追加してみたのが今回の改造
ナニが追加されたかといえば

マイク入力

マイクそのものを付けるわけではないので音は出ませんけどね
マイクも付けて音も出るようになりますた
ゼルダとかバンゲリングベイで何かが出来る程度のことです
音量変更より手間がかかってる気がするけども…

とりあえず音量変更の方から
以下の部分のパターンカット







C1をこんな感じにします
マイナス側は基板にプラス側は40H368の14ピンへ
基板のプラスの方はプルアップかプルダウンしといてください。

C4の横のスルーホールと13ピンをつなぐ。(さっきパターンカットしたところの上側)






分かり辛いので回路図にするとこんな感じ
ノイズ軽減のためコンデンサ追加 270pF



爆音化のみの場合は40H368の
1、2、4、6、8、10、12、15ピンはグランドに落としておいてください。

16ピンはVcc(5V)


次は、マイク入力の追加

まずは
CPUの36ピンから伸びるパターンをカットしてプルアップ



で、CPUと40H368をつなぐ





さらにつなぐ







またパターンをカット
コントローラーコネクタ付近




マイク入力の追加だけの場合は
8、12、14、15ピンはグランドに落としておいてください。 16ピンはVcc(5V)


マイク入力の追加+爆音化の場合は
8、15ピンはグランドに落としておいてください。
16ピンはVcc(5V)


あとは40H368の10ピンを10kΩ程度でプルアップしておきます
10ピンをGNDに落とすことでマイクに声が入ってるのと同じような状態になります
マイク入力を可視化するでは反応していましたが
実際にゲームが反応してくれるかは未確認です。人柱…

コントローラのテストをするという願ったりかなったりなROMがこちらにあったので
速攻でROM焼きして確認した結果…

※一部画像を編集しています




ニューファミコンに赤白ファミコンの2コンを付けて絶叫するという長年の夢が実現できそうです



最後に改造前と後の比較MP3を 聞いてみる(VRC6) 聞いてみる(VRC7) 聞いてみる(MMC5) 聞いてみる(N106)
左Ch改造後、右Ch改造前


やっぱりオリジナルの回路が一番だね!



上のを聞いただけでは分からない(VRC7とMMC5は結構分かる)と思いますが


無音時のノイズまでバッチリ入ってます
やっぱりあのノイズがないとファミコンって感じがしないっすよねorz
上で追加したコンデンサで大分減りました



コントローラー系と反転アンプは分けなきゃだめなのかな
74HCU04の1素子タイプ(TC7SU04F)のが売ってるようだし。

配線の取り回しちゃんとすればいくらか減るのかな…


あと拡張音源無しでDPCMがどかどかなるゲームだとバッファが耐えられなくて音割れする可能性大
マイク入力をどうするかは後ほど

乞うご期待?


とりあえず爆音化+マイク入力(赤白2コン取り付け前提)の回路図





40H368のモデル作りに苦労しました
余っていたインバータを使ってマイク入力が入りやすくしてみました
赤白実機では声で反応させようとするとほんとに絶叫しないとだめなくらいの感度だったので…(ふーふーならそれなりに反応
47kの横についてるダイオードはVfの低いゲルマニウムやショットキーバリアダイオードのほうが良さそうです。

そろそろ2コンのほうへ



矢印の所と裏側の4か所を押し込んだ状態で差し込む部分を引っ張れば抜けるはずなんですがなかなか抜けない
その辺は各自がんばってください

抜けたらコネクタの後ろがこんな感じに開きます






で、これはあっさり抜けます




二本ありますが金具を外してある方はスーパーファミコンのです。全く同じのようですので
足りない分はここから補いました

後は抜け止め金具と端子を赤白2コンの線に移植します



被覆をカシメてる部分を切捨てて半田付け



お好みで収縮チューブを。薄手のものでないとコネクタが閉まらなくなります。(下の写真のは閉まらなくなりました





アサインはこちらを参照FC・NESの光線銃


後期のコントローラは内約が書いてあります。前期は書いてませんが配色は同じようです





で、こうなるようにコネクタにさして行きます





2コンコネクタの裏はこんな感じ。汚い





そんなこんなで究極のニューファミコンをでっち上げる事が出来ました。




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