ディスクシステムいんちき修理 Part2
18:22 2023/05/06 作成
22:45 2023/05/06 更新
カプトンテープ修理に引き続き…
ここに書いてあることを参考にした結果
ディスクシステムが壊れても、まともに使えるものが出来なくても、家が燃えても
その責任は負いかねます。各自の判断で行ってください
バンコードにて修理を試みた方はすでに居りましだが大分苦労なさったようです。
基本的なバラし方は他のサイトでも見てください(雑。
取り合えず動きが悪いんでバラバラにして清掃グリスアップ。
ピンは後ろから細くて硬いもの突っ込んで叩けば抜けます。
戻すときは加減して叩き戻すか、万力的な物でじんわり行かないと、きつくなりすぎて回らなくなるヨ。
メタル軸受けは田宮のモリブデン、対プラスチックの所はセラミックグリス塗っときました。
金属部分でもプラスチック対応の物でないと付近のプラが割れます。(適当なオイル塗った奴はヒビ入ってた)
で、戻していくわけですが…
平ベルトと違って厚みが有るので、下のようにちゃんと通してから戻さないと後から入れるのは結構大変です。
バンコード(1.5mm)は230mmで切って溶着してます。割と張り気味な感じですが緩いとすぐ外れそうな気がするので。
とわいえあまりキツくすると軸受けの寿命的にも怪しそうなので…
3mmのバンコードだと接触して使い物にならないかも。
写真では左のポールの外を通ってますが本来は内側ですね。
皆さんお待ちかね(要出典)の穴位置合わせ。
別に合わせる必要は無いんですが(身も蓋もねぇ)まぁ気分的にね。
ココの穴が有ってる状態で…
左のポール、真ん中の軸の直線上に右の小さいギヤの凸を合わせる。
見づらいので拡大。
一応スマホなら指で拡大できるはず。
上に重ねるやつも同様に直線状に長孔が来るように合わせる。
これで組んで逆回しして止まったところで裏の穴がまるっきりズレるようなら、上に載ってるやつをどちらかに1コマずらせば合うと思います。
穴1つ分くらいの場合は最初のギアの軸側を1コマずらせばなんとかなるかと。
逆回しで止まる前はゆっくり軽く回しましょう。勢いよくとか力入れて回したらどうやってもズレるし故障の原因にもなるので。
穴が多少隠れるくらいは誤差の範囲ということで…
で、うまくいけばこうなる。
さっきの長孔がフレームと合った状態で(逆回して止まった時ここが合って無いということは基本的にあり得ないけど)
裏側の穴も合った状態でディスクを回すダイエーのマークみたいなやつの平らな所がヘッド側に向くと。
元々のイモネジの凹みに合わせて付け直したけどちゃんと写真通りになったので完全に元通り。
たまに緑の矢印の所の出っ張ってるやつの動きが悪いやつが有るので
押してへっこむかスムーズに戻るか確認しておいた方が良いかも。
回転速度調整はこんな感じでやってました。
ドライバーは軸が1.5mmくらいのマイナス。
まあ問題は7.05HzでLEDを光らせる方法ですね…
回転数の調整中の図。止まってるように見えればおk。
— とらぷ (@taivatri) May 6, 2023
ワニ口についてるLEDが7.05Hzで光ってる(423rpm/60
たまに暗くなるのはカメラのシャッタースピードが8なので。 pic.twitter.com/YELvQrFtxR
私は、コレで、回転数を合わせました。(禁煙パイポ調)
雑にLED直結。(一応50Ω入ってるし)周波数の方を変えていけば回転数を探るのにも使えますね。
他で代用できないもんでしょうか…
これを録音した音声(MP3とか)の再生音をアンプ通してLEDにとかでも行けるのかな。
真面目にやるならエッジトリガのワンショット回路でも作りゃいいんでしょうけど…
ちなみにバンコードの繋ぎ目はこれの平面で削るのが速くてきれいにできると思います。
基本この手の物って側面使用禁止だったりしますが…
とりあえずこんなもんで。