1:03 2012/04/12 作成
23:58 2017/01/09 更新 注記や不具合動画の追加
数台のファミコンをAV化するとき面倒だったのでとりあえず簡単にできないか試して見た結果
ここに書いてあることを参考にした結果、ファミコンが壊れても家が燃えても
その責任は負いかねます。各自の判断で行ってください
とりあえず裏のふたを開けて
前期型の場合
HVC-CPU-01~08。写真は07
↓の画像のように抵抗(40~150Ω辺りで適当に)とジャンパ(抵抗の余った足)を取り付けて
で、↓の所に
↓の部品をつなげる
後期型の場合
HVC-CPU-GPM-01~02。写真は02
↓の所に↑の部品をつなげるだけ
簡単かつ確実な方法です
コンデンサが場所をとるのが難点ですが
小容量のコンデンサとトランジスタを使うタイプは
回路のことを良く分からずに作った場合
画面が流れたり画面の表示内容の変化で乱れたりする可能性が有ります
220uF~1000uFのコンデンサは220uFで大丈夫だと思います
ニューファミコンは220uF
やたらと明るいのは75Ω~110Ωの抵抗が無い(0Ω)なためAV出力とRF出力を同時に見ると・・・
— とらぷ (@taivatri) 2016年7月3日
ブラウン管時代ならこれでも大丈夫だったのかな pic.twitter.com/rUOSYUMblx
75Ω~110Ωの抵抗は
75Ωだと少々明るい(白っぽい)ので嫌な場合は75Ω~110Ωの間で適当に調整してみると良いでしょう。
抵抗値が大きくなると暗くなり色が濃くなります
ニューファミコンは110Ω
正常に映らない場合は
75Ω~110Ωの部分を75Ω、220uF~1000uFの所は470uF以上にしてみてください
それでもダメな場合はテレビとの相性が悪いのかもしれません
おすすめはしませんが トランジスタ追加しちゃってるし…
(しかし海外版ファミコン「NES」の初期型のビデオ出力はこんな感じだったりする)
ど~しても220uF~のコンデンサを付けたくない場合
回路図にすると
原理はPPUの出力(同期0V)が2SA937を通ったとき0.6Vシフトする分を2SCで相殺する感じ
コンデンサでDCカットしてバイアスかけて~の場合、
回路によってはトランジスタのhfeバラつきや抵抗のバラつき、温度変化で変動してしまい
(DC重畳電圧が)素のままの方がましだったり、同期信号がつぶれて画面が映らなかったり流れるようになったりすることもあるので。
順方向電圧はほぼ一定なのでまだマシかと。
温度変化で変化はしますがもともと付いてるTrと追加したTrが極端にかけ離れた温度にならなければ相殺されるので。
ってことで、オシロの画像
赤が2SA937のエミッタ、黄色が2SC1815と100Ω通過後
大体予定通り(同期が+50mvくらい)
これでも本来のペデスタル0Vと比べれば0.3Vほど重畳しちゃってるわけですが…
しかしサグは無いので接続相手によっては好結果になるかも?
2011/10/26 ~ 2024/11/22 18:15
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